中絶手術の前に考える事

【中絶手術完全ガイド】
中絶手術の前に考える事についてご説明

なぜ中絶をするのか?

中絶をする方は、「経済的に子供を育てる事が出来ない」「結婚を考えていないから子供を産めない」などの、理由で中絶をする方がほとんどです。

この他にも不幸な理由で中絶を選ぶ方もいます。

それは、自分の意思による行為ではなく、何らかの事件に巻き込まれた結果、暴行されて妊娠してしまった場合です。

女性の心に大きな傷跡を作り、さらに相手の子供を妊娠したとなると、立ち直るのは難しいと言えます。

この場合は、仕方がありませんが、中絶を選択せざる負えないでしょう。

このまま無事に生まれた子供を愛せれば良いのですが、生まれてきた子供を目の前にして暴力を受けた事を思いだしたり、ずっとトラウマを抱えて育児をしなければならないような状態では、母子共に健康な生活を営んでいけるとは言えません。

妊娠をした理由がどうであれ、出産と中絶のどちらかを選ぶ際は、早急に決める必要があります。アレコレと思い悩んだ分だけ、お腹の中の胎児は生きる為にどんどん成長をしていくのです。

中絶を選択するのなら、なるべく早い段階で決断を下さなければいけません。

なぜなら、母体へのリスクや中絶が出来ないような状態になってからでは、どうする事も出来ないからです。

中絶の相談

中絶の相談は中々出来ないものです。ましてや、親しい家族や友達に相談をしようものなら、「軽蔑されるのではないか」「避けられてしまうのではないか」と考えてしまう女性も少なく無いからです。

親しい相手だからこそ「中絶」の相談を出来ないと言うのが、多くの女性の悩みになっています。

インターネット上のサイトでは、そういった女性の為に、妊娠中絶を経験した人が集まる掲示板やサイトが多数、存在しています。

当サイトも、実際に中絶を体験した女性の話を掲載していますので、これから中絶手術をしたいと考えている方の参考になると思います。

出産をする事が出来ない環境で妊娠をした女性は、誰に相談をすればいいのでしょうか?

パートナーの男性と良く話をして、妊婦に負担のならないような中絶へと繋がるのが理想です。しかし、妊娠を知った男性の中には、妊婦に冷たい態度やあからさまな無視をする方も存在します。

こういった悩みは後を絶つ事なく、インターネットでは若い世代からの多くの相談が持ちかけられています。

育てることができない環境で出産することも問題が残りますので、安易に出産をすれば良いという訳ではありません。

出産をするという事は、1つの生命を育てるという事に繋がります。妊婦の年齢や経済状況など、止むなく中絶を選択する女性は後を絶ちません。

中絶は女性一人で行う事ではございません。出産と同じよう、周りの人のフォローが必要だという事を忘れないで下さい。

里親という選択肢

今は生んで育てる事は難しい。けど、中絶はしたくない。そんな女性の方に、一時的に子供を預ける「里親」という制度がございます。

里親制度とは

里親制度とは、親が育てられない子供を里親さんに養育費を支払い、一時的に養育をしてもらう制度になります。
この里親制度は、児童福祉法に定めた制度になり、支払う養育費は、実親の収入により決まります。

どうやって里親を探すのか?

里親を探すには、まず相談窓口で相談をします。相談窓口は、地域の保健センターや児童相談所などで受け付けています。

里親に出す時に気をつけたい事

里親で一番気をつけたい事は、成長した子供を引き取った後、「子供としっかり親子関係が築けるかどうか?」という事になります。
子供からすると、慣れ親しんだ環境から無理矢理に引き離され、よく知らない大人と「親子になる」という事を忘れないでください。
<里親は、「子供を育ててもらって終わり」では無く、子供が成長し自立するまで「実の親が子供に何をして上げられるか?」を考える事が、とても大切になってきます。

養子縁組という選択肢

養子に出すとは、赤ちゃんの未来を誰かに託す事でもあります。もしも貴女が、我が子を手放す決断が出来るのならば、養子に出すという選択肢もございます。

養子縁組とは

養子縁組には、2通りの制度があります。
1つは「普通養子縁組」になります。
実親との親子関係を抹消せずに新たな親子関係を創設します。親権は養親に移ります。

もう1つは「特別養子縁組」になります。
親子・親族関係をすべて抹消し、養親の実子と同じ扱いとなります。どちらが良いかは、子供の将来を考えた上で決めるとよいでしょう。

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